ニャンコ先生を3D化してみました。
Blender使うの久々だったから、操作は…忘却の彼方。(もともとあまりわかってない)
以下、ファンのはずかしいひとりごと。
夏目友人帳、初掲載から10年経つんですね。
(1話目と2話目のあいだは1年以上あいてるし、連載10年というには語弊があるけど)
感慨深いです。
緑川ゆき先生のファンなんですよね、ながいこと。
LaLaで『あかく咲く声』の最初の読み切りが掲載された時、何度も何度も読み返しました。
漫画としては不器用で、いろいろなものが足りないのですが、
意志やまなざしが凛々しく美しくって。うら若いわたしにさえ眩しかった。
それに、音楽みたいにダイレクトに心に響いてくる画面構成とか。
とぼけたユーモアも好き。
とても愛しくなる漫画でした。
それは緑川先生が、描くことを愛してるからなんだろうなー。
『アツイヒビ』という短編集に収録された、『花の跡』という作品があるんですが。
(一番好きな短編です)
その話の中に、
「そういう人は、描かないと生きていけないだろう?」
っていうセリフがあって。それは緑川先生のことなんじゃないかなって思ってます。
色や感情が体の中にたまっていくのに、それをうまく消化できないもどかしさ。
緑川先生の、感性のこぼれ落ちてくるような作風が腑に落ちるというか。
作家だな。って。
うまく説明できない…。
作家である人は稀有だと思うのです。
作風全然違うんですけど私にとっての尾崎豊です。
「うわっこのひと本物だ!」って思っちゃう感じ。
表現力に裏付けされた幼い思いがいいのです。
無垢と老成がひとつのところにあるのがいいです。
これからもずっと読みたいなー。
『名前のない客』みたいな、軽くて楽しげなドタバタ劇もまた見たい。
にしても。
3Dってほんとう、操作がわからない。
操作がわかってもどう組み立ててよいやらわからない。
むずかしいな。
でも、モノの形、光と影、いろんな物理のことに気づかされるからおもしろいです。
あと、BlenderのUIがむやみやたらにかっこいい。
なんかスゴイ事してる気になる。
(Blenderはフリーソフトです。3D制作に興味のある人はぜひ使ってみてください。)
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